



マサとマサルと部長の日々
風呂に入るか~
でも初めて日中から賢部長に会うんだから起きてから浴びるか。
プルルルルル~♪
携帯・・・しかも会社用の携帯がなった。
え~何か急な感じのトラブルかな~
こんな日に最悪だな・・・
そう思って電話に出た。
「もしもし」
「もしもしモリマサ?金子だけど」
え?金子さん?
金子さんは俺の先輩でまぁまぁな感じで出世コース的なのに乗ってる人だ。
「あ、はい。
どうしたんですかこんな時間に?」
「賢部長に大手口の顧客の引き継ぎで先方と飲みに行って、
俺ら来週末から出張でいないから、
早いけど送別会がてら二次会に行ったんだけど・・・」
「あ、はい・・・
でどうしたんですか?」
「賢部長酔いつぶれてさ~
凄い勢いで飲むんだもん。」
「そうなんですか(笑)」
え?だからなんで電話してきたんだよ~
こんな時間なんだから早く要件言えよ!!
そんな憎まれ口を思いながら。
「で、賢部長の最寄駅まではわかったけど、家までは分かんないのさ(笑)
だからこの辺の近い奴ってモリマサしかいないからさ~」
「一晩賢部長泊めてやってよ~」
え~~え!
え~~!!
というか!
金子さんに泊めてやってよって言われ方・・・
なんだか嫌だが。
そんなこんなで賢部長を泊める事になった。
良かったのか?
と自問してみるが、やましい気持ちからか良かったんだ。
と落ち着いてしまう。
自分の浅はかさに嫌気がさす・・・
そうしている内に部長が家に運び込まれた。
玄関からリビングまで肩を担いで連れてきた。
汗・・・の匂いとお酒の匂い・・・
俺は人生でこんなにも緊張した瞬間があったどろうかと思うほど緊張していた。
とりあえずソファーに座らせて・・・
何をどうすればいいのだ?
とりあえず部長に声を掛けてみたが寝ている?
感じだが唸っていた。
一応ということで水とゴミ箱を近くに持ってきて。
・・・・・・・・風呂にでも入るか。
さっきの近距離で凄い量の汗をかいてしまった。
というかウチには布団がないのだ。
半年程前にシングルベットをセミダブルのベッドに買い換えたとき、
布団も捨てる時どうしたらいいのか分からないので、
のちのち困らないようにとベッドと一緒に布団も無料引き取りにだしてしったのだ。
まぁそれは部長をベッドに寝かせて俺がソファーに寝ればいいだけの話なのだ。
それかいっそ・・・一緒に寝てしまえば・・・
そんなことはいかん!
理性を保たねば。
まずは風呂に入ろう。
学生時代からすると何かもが緩んだこの体からシャツもパンツも取り去って。
